ハピネスチャージプリキュア!
『ハピネスチャージプリキュア!』(Hapinesscharge Precure!)は、2014年2月2日から2015年1月25日まで放送された『プリキュア』シリーズ第11作目(シリーズで分断すると第13作目)の作品。シリーズ10年目を記念したという一見すると、宇宙海賊の某戦隊とか任天堂のてんこ盛りシリーズみたいな作品を連想しがちだが、実際は・・・・。
概要[編集]
2004年から続いたプリキュアシリーズも10周年に突入!ってことで制作された。本当に2人いた頃からここまで進歩したなあと誰もが知るシリーズになったと思うと嬉しい。そんな10年目に課せられたテーマは、〝突如地球を侵略し始めた幻影帝国、それに立ち向かうは地球中の国々の少女が変身したプリキュアだった!〟というお祭り騒ぎ的な内容である。一見すると過去の例から見るにセーラームーンとか某戦隊のように話題を集めて後世に影響を残したように思われがちである。
ところが、いざ放送が始まってからしばらくするとアニメについて勉強して資格をとったプロが作ったとは思えない胸糞な内容に前作『ドキドキ!プリキュア』に感化された子供は失望。おまけに伏線の回収という基本的な行いすら投げ出した展開には子供は勿論、世の中の保護者や大友からも不評。こうして、本来ならみんなの人気者になるはずだった『ハピネスチャージプリキュア!』は一転して世間の嫌われ者になるという前代未聞の結末を迎えた。しかも、深夜アニメじゃないのに当時の2chの本スレも荒れるというおまけ付きである。この失敗が原因でプリキュアシリーズは新しい方法を取り入れたり更なる進歩をするチャンスを失い、次回作の『Go!プリンセスプリキュア』に悪影響を及ぼすなど大問題に発展した。更に、プリキュアシリーズ以外にも他の制作会社にも悪い意味で影響を与えてしまい(後述)、ある意味アニメ界のデビルマンとまで揶揄されてしまった。正直、子供向けアニメがここまで叩かれたのはアニメ史上初である。なお、タイトルのハピネスとは幸せを意味し、チャージは与えるを意味するのだが、幸せどころか不幸にしてしまうのはある意味恐ろしい。
なお、本作のキャラクターデザインは佐藤雅将が手掛けているが、味方側の登場人物の大半は『ケロロ軍曹』(吉崎観音の漫画)か『妖怪ウォッチ』の登場人物にしか見えない。
特徴[編集]
本作は世界中のプリキュア達と悪の組織が対決するという構図で、そんな設定があることになっており、ハピネスチャージプリキュアによる茶番劇が繰り広げられる。
気づいた人は上記の太字を見てハッとしただろうが、本作はとにかくプリキュア以前にアニメとして問題を抱えている。そんな状況が生じたのも、10周年という言葉を利用し視聴者が子供だからと舐めてかかり好き放題やらせた監督の長峰とシリーズ構成の成田とプロデューサーの柴田にある。どのくらい酷いかというと以下の通りである。
- それまで妖精の国として位置付けられていたブルースカイ王国は地球上の国でありながら、それを誇示する演出が一切無い。
- 大使館が存在するが、なぜか中学生が出入りしていて館内にそれらしい仕事をする大人が一人もいない。
- ハピネスチャージプリキュアは身内が悪いことをしても咎めようともしない。
- 海外のプリキュアたちの悲惨な扱いは下記の周辺国のプリキュアを参照。
- ついでに本作の敵である幻影帝国はレギュラー幹部たち以外にも数多くの幹部がいるはずだが、ほとんど劇中に登場しない上に一部のメンバーの能力が止め絵で紹介されただけ(その他の幹部を参照)。
一応擁護しておくと、全員見捨てたわけではなく、助けを求めてきたハワイのプリキュアチームだけは助けに行っている。ただし、本当にそれっきりで、それ以前に捕まった他国のプリキュアはノーマークであり、そのプリキュアを捕まえていた敵の大幹部を倒したのに説得もせずに野放しにしたため、ファンに「こいつら正義の味方か?」と呆れられ、『ドキドキ!プリキュア』で似たような描写を見ていたファンからは「不快です」と切り捨てられる(実際、『ドキドキ!プリキュア』の悪役・ジコチュートリオはそこまで恐ろしいことはしていないから野放しにしても叩かれなかった)。自分達の問題を「幻影帝国が悪い」と思い込んでおり「○○は悪くないよ」「悪いのは幻影帝国だよ」と言う。
要は、間違っている自覚がなく、自分等は被害者と思い込んでおり、おまけに危機感を持たず、さらにタイトルにもなってるため、調子に乗っており、ストーリーになんの貢献もしていない。その上、歴代のプリキュアが継承してきた「悪と向かい合う」という行為を放棄するなど、常識知らずの異常者集団であることが判明した。まあ、とぼけているような連中は『スマイルプリキュア!』にいたが、本作の場合はあまりに常軌を逸している。むしろ一度倒されて酷い目にあった方がいい薬になったかもしれない。
あらすじ[編集]
幻影帝国と呼ばれる組織に、世の中の秩序が乱された世界。人々はどこからともなく現れるプリキュアに戦いを任せ、のうのうと生きるのを誰もが異常と思わなくなったこの頃。
日本の都市の一角にある、ぴかりが丘区の中学校に通う普通の中学生・愛乃めぐみは、町中で白雪ひめという処女と出会う。そこにひめを追ってきたのは、世間を騒がせている幻影帝国の怪人サイアークだった。
突然の事態に動揺するめぐみだったが、現れた青年に「そこの君!今の世の中プリキュアに変身して戦わなければ生きのこれないよ!」と催促される。その結果、めぐみは白雪ひめを守るためにプリキュアへの道を選んだのであった。
キュアラブリー(めぐみ)とキュアプリンセス(ひめ)によって『ハピネスチャージプリキュア』が結成される。やがて食事を大事にする同級生の大森ゆうこが変身するキュアハニーと謎のプリキュア・キュアフォーチュンも加わった。
既に参戦している世界のプリキュア達と、幻影帝国との戦いに加わることになったのだが突如現れたボーダー隊員によって戦死してしまい、世界の平和を救う事が出来なかったのだった。
登場人物[編集]
日本のプリキュア[編集]
- 愛乃 めぐみ(あいの めぐみ)/キュアラブリー
- 声 - 中島愛
- 本作の主人公(笑)。本来ならシリーズで一番人気者になるはずだった。キュアラブリーに変身して幻影帝国と戦う。目からビームを出すという某アニメの出オチキャラクターを連想し、某アニメシリーズのポーズを決めるなど本来なら人気キャラクターになるはずだった。
- ところが、いざ出てくると歴代主人公に見劣りする代物だった。まず他の登場人物に出番を食われて目立たない。白雪ひめの暴走と他のキャラクター達の邪知暴虐によって、まともに目立つどころか魅力すら湧かず、OPで「無敵なんだから!」と叫んでもなにも伝わって来ない。ついでに本当に助けを必要とする人々に対して何もせず、一方的に自分の物差しで「困ってる」と思った相手に親切の押し売りをする。
- 更に言わせてもらうと地球の平和に貢献していない。いや、結果的にはしたけど本来なら一番貢献するはずの彼女が地球の神の都合のいい操り人形に成り下がるというのだからタチが悪い。おまけに誰も彼もが言葉も行動も間違っている本編で彼女はなんの阻止も改心もするような姿を見せず、戦いにしても本当の悪を懲らしめるような姿を見せず、ぶっちゃけ歴代主人公の中でも一番相応しくないキャラクターに成り下がってしまった。
- 強いられた某ガンダムの主人公ですらちゃんと悪に立ち向かう姿勢を貫いたのにこの差はなんなんだろう。火力だけなら無敵に近いが、それをコントロールするオツムに欠けすぎている。
- 顔立ちも世紀末的な惑星が舞台のロボットアニメのお色気ヒロイン(CV:井上麻里奈)に酷似しているのに、めぐみの場合は嫌悪感しか感じない。
- 下の名前の読みが『Yes! プリキュア5』シリーズの夢原のぞみの母親である「恵美」と同じだが、めぐみは学力どころか人徳すらのぞみの足元に及ばない。ぶっちゃけ『スマイルプリキュア!』の星空みゆきしかめぐみと人間性が釣り合う駄目な主役プリキュアはいないだろう。
- ついでに担当声優も本作の終了後はしばらく仕事をもらえなかったという風評被害を受けた。
- 白雪 ひめ(しらゆき ひめ)/キュアプリンセス
- 声 - 潘めぐみ
- あまりにも良くも悪くもネタの宝庫。詳細はこちら。
- 青系プリキュア初の「普通の異国人」だが、『ふたりはプリキュア Splash Star』の霧生薫(正規のプリキュアではない)と『スイートプリキュア♪』の黒川エレンという異世界の改悛悪役少女と比べるとそんな感じが全くないのが不思議である。
- 大森 ゆうこ(おおもり ゆうこ)/キュアハニー
- 声 - 北川里奈
- めぐみと同じ学校に通う生徒。実家は自営業の弁当屋であり、シリーズではありがちな食品を提供する家系のプリキュアである。日常でも戦闘でも常にご飯の大切さを歌っており、食べていけることの大切さを微笑ましく伝えている。変身しても前述のご飯の歌を聴かせたり相手を四葉固めで封じたりするなど、それまでの黄色系プリキュアにはないスタイルである。
- なお、大森の前で「食べるのはご飯じゃなくパンだ」と言うと、炊飯器に顔をねじ込まれてしまうので注意しよう。
- 『ふたりはプリキュア Splash Star』に登場する太田優子と名前が似ているが、その事に関して絶対に触れてはならない。
- これだけ見ていると、真面目で飯テロ要員という良キャラのように思われがちだが、いざ本編の活躍と言えば世界のプリキュアを1人だけで助けに行くとかプリキュアを捕まえて棺桶に入れるシリーズ最凶の極悪な敵幹部であるファントムを捕まえても説得せずに解放するというプリキュアどころか人間としてどうよという問題児である。
- そもそもプリキュアはチームやタッグで1つの力になって戦うがモットーであり、チームに所属している大森が個人で戦うという行為は団結力とチームワークの精神に反している。
- 更にファントムの件についても世界のプリキュアの仇でありながら捕まえたのに倒さないどころか説得させず再び野放しにするという洗脳という設定がない限り許されない行為はフォローのしようがない。前後の問題を組み合わせると、ファントムを解放する→プリキュアがピンチになる→助けに行く→またファントムを捕まえるという流れになり、それは大衆の人気を集めたいだけのマッチポンプである。
- 結局、最終回の後は改心したファントムを引き取って実家の弁当屋に就職させるという、彼の反省とかその他云々を無視した自己中ぶりを見せており、多くの視聴者から恨まれたという。そのせいか『Go!プリンセスプリキュア』以降の黄色系プリキュアは常識人が多い。一応『スマイルプリキュア!』の黄瀬やよいも多重人格気味の自己中キャラクターだが、大森の足元には及ばない。
- 氷川 いおな (ひかわ いおな) /キュアフォーチュン
- 声 - 戸松遥
- 校内で一番頭が良い上に空手の達人だが、ものすごい
ケチンボ節約家である。当初、白雪ひめのことを弱い奴は変身するな的な態度で貶していたが、次第に間違っていたと気づくと改心し、詫びた。 - 一見すると、こういう「態度が悪かったけど、改心して優しい人になる」っていうパターンは問題ないだろうと思われがちである。まあ、正規にハピネスチャージプリキュアに加わるまではそんな感じだったが。
- しかし、幻影帝国の幹部であるファントムを一時的に捕まえていた回でプリキュアをしている実の姉がファントムに捕まっているという事実を忘れてあらぬ妄想をしているといういらないシーンを見せる大失態を犯した。普通、肉親の仇を前にして忘れるどころか食って掛かるのが相場なはずだが、それすら見せなかった。
- ファントムが大森によって脱走させられた後は、明らかに俺様主義のダメ男に惚れてしまうという「男の見る目の無さ」が発覚した。悪い男に騙される未来しか見えてこない。
- ぶっちゃけ上に挙げた物忘れのシーンがなかったら良かったと思うが、なかったとしても白雪ひめとの確執が大きく問題視されて結果的に不人気になっていたという可能性が高い。
- 歴代の紫プリキュアでは微妙な位置にあり、イメージカラーは違うが『スマイルプリキュア!』における緑川なおに相当する。
- 中の人はゼロ年代から活躍を続けているベテランであるが、彼女の経歴には某ガンダム以来2度目の悪いイメージがついてしまった。
- 氷川 まりあ (ひかわ まりあ) /キュアテンダー
- 声 - 小林沙苗
- ファントムにあんなことやこんなことをされた仲間の仇を取るつもりが、逆に妹を庇ったことが原因で封印されたが、いおなにその存在すら忘れられたため、第37話にてクイーン・ミラージュにその事実を突きつけられ調教されたあげく逆上して乗り込んできた。その姿を見たいおなは自分の過ちに気付いたが時すでに遅く、ブルーの呼びかけに対しても「あんたみたいなタマキン1個しかない男のところにいれるかああああ!!」とまりあは怒り出す。そこでハピネスチャージプリキュアは仕方なくまりあに浄化技をかけて、彼女に詫びを入れた。
- 第38話終盤にてPTSDを克服し、周りの助けもあってみんなと生活できるようになった。しかし大人の事情で玩具も出番もないということに涙して、第39話にて海外へ商品化願いを出しに旅立った。正直言って彼女が浄化された第38話で『ハピネスチャージプリキュア!』を打ち切りにしてもよかったんじゃないか!?
- なお、春日野うららの母親や北条響の母親と下の名前が被るが、気にしてはいけない。
- 本編に大きく関わらず、挙げ句の果てに退場扱いになるのは哀れである。しかも最終決戦では幻影帝国の幹部たちを誰1人倒せず、最終回でも主要人物との会話に加われなかった。せめてキュアフラワーなみの扱いにしてほしい。
- 妹ともども出る作品を間違えたとしか言えようがない。しかし、この作品にはこの手のサブキャラクターが数多くいる。
妖精[編集]
- リボン
- 声 - 松井菜桜子
- 妖精の中では頭の切れる子だが、実際はプリカードを生成するか合体必殺技の援護しか出番はないに等しかった。
- ぐらさん
- 声 - 小堀幸
- 氷川姉妹のパートナー妖精であり、まりあがいおなを庇ってファントムにたぶらかされた事実をうまく利用していおなをハピネスチャージプリキュアに仲間入りさせた実績を持つ。グラサンをつけているかつ口調が悪いせいで不良に間違えられることもしばしば。
周辺国のプリキュア[編集]
第8話以降において初めて確認された周辺国のプリキュアチーム。某おパンツ美少女戦士アニメを彷彿する位置付けであり、さぞかし1年間も放送枠があるのだから大活躍しただろうと思われる。しかし、次のような問題点が散見され、キュアテンダーと同じく出るシリーズを間違えたとしか言えないという残酷な扱いを受けた。
- ほとんどのプリキュアに声優が宛がわれていない。というか、ただでさえゼロ年代の声優が主役を確保するのが大変な2010年代にも関わらず他社よりも規模が大きい東映アニメーションは彼女らを雇おうともしなかった。
- 大部分のプリキュアには、プリキュアに変身したときの名前・変身していないときの名前・必殺技・変身バンクといった基本的な情報が一切出てこない。出てきたのはごく一部しかいない。
- プリキュアチームは最低でも2人で組むのが当たり前だが、この世界のプリキュアチームはメンバーの数がバラバラで、その中には1人しかいない場合もあるのであまりにも不平等。しかも妖精がついているプリキュアはごく僅かしかいない。
- 変身コスチュームが時代遅れなものが多く、お国柄を反映したものが多いが、逆にハピネスチャージプリキュアの日本のイメージが伝わりにくいデザインが如実に強調されてしまう。
- 1年という放送枠が確保されているのにも関わらず、ハピネスチャージプリキュアと共演したのはハワイとフランスのプリキュアだけ。大部分は知らないところで倒されたり、最悪の場合は捕まった後の下着姿しか出てこない。
- ファントムに捕まったプリキュアの中には日本のキュアテンダーよろしく年単位で捕まっているプリキュアもいる。
- ハピネスチャージプリキュアがパワーアップしたけれど、世界のプリキュアにはアイテムや能力の強化が何一つ行われなかった。
- 世界のプリキュアがファントムに捕まっても、ハピネスチャージプリキュアは助けに行くどころか危機感を抱いたり可哀想と思う以前に無関心(鷲尾プロデューサーいわく「敵にとって都合がいい存在だ」)。結果的にシリーズ史上最大の死に設定と化している。それ以前に世界中では娘を無くした親御さんが溢れかえっているわけなんですが。
- 最終戦後の描写(特に年単位で捕まってたプリキュア達)は一切描かれなかった。逆にハピネスチャージプリキュアの醜態が強調された。
- 捏造だらけのEDにすら出てこない。
- もちろんオールスター映画に出して貰える筈も無く、付いたあだ名はモブキュア。
・・・・当時、某仮面ライダーに出てくる歴代ライダーの扱いが悪すぎると言われていたが、ここにも悪い意味で受け継がれてしまった。
ちなみにボンバーガールズとワンダフルネットとメルシィのキャラクターデザインは映画版のゲストと同じく大田和寛が担当している。
- アロ~ハプリキュア
- ハワイの防衛を担当するプリキュアチーム。ハワイは国じゃなくて州であり、そこは本来なら別のプリキュアが担当するよと言いたいが甘んじて認めよう。どこかの海と太陽のプリキュア2人そっくりだが、気にしてはいけない。
- 海外組では唯一、変身前の名前と姿が明らかになっているかつ専属妖精が判明しているチーム。そのため、物語終盤ではキュアテンダーや浄化されたキュアミラージュと唯一共闘したチームでもある。
- ボンバーガールズプリキュア
- アメリカ合衆国の防衛を担当しているプリキュアチーム。カウボーイや先住民みたいな格好のプリキュア。このチームもどこかの3人組プリキュアを彷彿とさせるが、気にしてはいけない。
- チーム名とは裏腹に戦闘時に爆発物は使用せず、服装のモチーフに関連する銃器や刃物も使わない。せめてオーラの銃や弓矢くらい使おうよ。
- ワンダフルネットプリキュア
- インドの防衛を担当するプリキュアチーム。このチームも2人組である。 南アジアのIT先進国だけに、自力で開発した『コードキャスト』で戦う頭のいいプリキュアだよ!カレーを食べるときは素手派。
- メルシィプリキュア
- フランスの防衛を担当するプリキュアチーム。
- キュアナイル
- 声 - 小堀幸
- エジプトのプリキュア。第13話でファントムと戦ったが、彼に「お前はプリキュアじゃなくてミイラだろ!!」と難癖を付けられて封印されたことがある。
- キュアコンチネンタル
- 声 - 長谷美希
- 第14話で初登場したイギリス最強(仮)プリキュアだが、ファントムに「イギリス料理のせいで腹を壊した、どうしてくれる!!」と脅されて廃人になってしまい、多くの視聴者を涙させた。
- 第48話で復活した際にはイメージカラーがピンクから青に変更されていた。しかも戦闘服のデザインがまんまディズニー版『不思議の国のアリス』であった。
- キュアカチューシャ
- 声 - 不明
- ロシアのプリキュア。寒いのが好きだよ! 別に某アイドルグループの歌の名前を言ってる訳じゃないよ!!
- 髪型がリボンでまとめたポニーテールなのに「カチューシャ」(ヘアバンド)とはこれいかに!?
- 第14話にてファントムに「お前はキュアカチューシャじゃなくて、本当はキュアポニーテールとシュシュだろ!!」と脅されて(以下略)。第46話では半袖の戦闘服だったが、ロシアの寒冷地で無理をし過ぎたのか第48話では長袖の戦闘服になっていた。
- キュアサザンクロス
- 声 - 不明
- オーストラリアのプリキュア。長身で巨乳かつナイスバディな夏木りんもどき。それゆえ欲情したファントムに襲われてアーン♥♥な事をされてしまった。
- 第46話ではハピネスチャージプリキュアとよく似た戦闘服を着ていたが、諸事情により第48話以降は戦闘服のデザインが変更された。
- キュアパンタローニ&キュアゴーンナ
- 声 - 不明
- イタリアのプリキュア双子姉妹。今作のプリキュアは姉妹で変身する格率が高いね!! 第14話で『コロッセオってよお、殺せよって聞こえないかぁ?』とファントムに因縁を付けられて(略)。
- 名前の由来は現地語で「ズボン」と「スカート」だが、2人とも戦闘服はミニスカートである。
- マタドールプリキュア
- スペインを防衛するプリキュアチーム。第16話にてサイアークに対して闘牛の群れを突撃させて戦うが、ファントムに「闘牛のせいで一般人まで怪我したらどうする!」とつっこまれたあげく瞬殺されて、視聴者を凹ませた。
ブルースカイ王国[編集]
地球のどこに本土があるかは明らかにされていないが、日本にも大使館がある。なお、公用語は日本語が使われている。どういうわけかストーリーでも特に重要視されておらず解放後も止め絵が数枚だけというふがいなさ。完全版を待たざるを得ない。
- 白雪 ひめ(しらゆき ひめ)/キュアプリンセス
- 声 - 潘めぐみ
- 詳細はヒメルダ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイを参照。
- 国王
- 第15話と第44話に登場したヒメルダ(キュアプリンセス)の父。やたらと太い眉毛をしていて、娘にもそれが受け継がれている。解放前も解放後もヒメルダと無言の対面をした。
- 王妃
- 第15話と第44話に登場したヒメルダ(キュアプリンセス)の母。髪色以外は娘と全然似ていない美人。それ以外は夫と同じ。
神[編集]
- ブルー
- 声 - 山本匠馬
- 地球を作った神様。しかし、実は本編最大の戦犯である。見た目はシリーズにも度々出てきた美男子なのだが、実はこの戦いの元凶にもなったプリキュアシリーズ史上最悪のキャラクターで、その外道ぶりは演じた声優が可哀想に思えてくるほどのものがある。
- そもそも幻影帝国の指導者クイーンミラージュの正体は彼の元カノのキュアミラージュ。人間関係よりも仕事を優先した結果、ミラージュとそのパートナー妖精のファンファンが闇落ちする原因になった。しかも、それを見つけると謝るどころかクイーンミラージュとファントムを地球に封印するというドン引きしたくなる行動を見せる。
- そして、数百年後にブルースカイ王国でミラージュらが復活し暴れてくると本人はダンマリして世界中の少女にプリキュアの能力を与える形で丸投げする。しかも愛乃めぐみを相楽誠治から奪い取る暴挙を見せた。
- その後、愛乃めぐみはブルーにとって都合のいい人形と成り果て、相楽誠司には恋愛禁止~と言いながら孤独にさせるという外道ぶりを見せてしまう。やがて、めぐみの活躍でミラージュが浄化されるとめぐみを棄ててミラージュと復縁。ここまで外道にする意味があるのかと問いただしたい。
- 結局、最後まで傍観者気取りで出続け、謝るという最大の条件すら反故にし、幻影帝国の黒幕であるレッドが実兄であるという事実を隠蔽していたというニチアサの時間帯にあるまじきキチ○イっぷりを見せつけた。
- なお、世界のプリキュアが危機に陥ってもなんの高ぶりも見せずにさらさらとスルーしており、無責任であるという姿を堂々と晒したのである。
- ついで言うと、アジトにしていたのはブルースカイ王国の大使館なのだが、職員らが一切出てこないのを見ると彼に消された可能性が高い。
- 最後は自身の失態で荒廃した地球の救済や酷い目に遭った海外のプリキュア達のケアは一切せずに、レッドやミラージュと共に星外逃亡した。
- あまりの酷さに、当時叩かれていたエロゲーきっての死神が醜悪から普通の悪に格下げされた。まあ、数百年も女を騙して汚して傷つけたらそうなるのは当然である。
- これはもう1つの事実であるが、われわれ人類が誰かを見捨てたり、誰かと不倫して修羅場を作り出すような愚行を繰り返すのは、彼の歪んだ性格がそのまま転移したと見るべきだろう。
幻影帝国[編集]
上層部[編集]
- クイーン・ミラージュ
- 声 - 國府田マリ子
- 物語の都合上前線に立つことはなかったが、実はプリキュアシリーズの悪役では一番長生きしていると認知される熟女。
- その正体は300年前に活躍したキュアミラージュという巫女であった。というか、キュアフラワー以上のBBAじゃないか!
- 元ネタはどうもきゃりーぱみゅぱみゅらしいが、悪役としての扱いでは元ネタの人が気の毒である。
- レッド
- 声 - 井上和彦
- ブルーの兄。ミラージュが浄化されるまでは「ディープミラー」と名乗り、幻影帝国を影で操っていた。さらにその前は山籠もりをしていた。
- ミラージュたちが浄化された後はめぐみに寄り添っていた誠司を甘い口調で誘惑して自分の側近に仕立てた。これが愛乃めぐみを本気にさせる原因になったのは言うまでもなく、後には彼女の本気の「愛」によって敗れ去った。
- ファントム
- 声 - 野島裕史
- ミラージュに古くから仕えている幻影帝国の最高幹部であるが、実際は重度の、
監★禁人間をとにかく一纏めにしようとするオタクである。その対象はプリキュアであり、様々な言葉でプリキュアを挑発して強姦して誘拐する。 - 最終的にプリキュアを極めすぎたのか、女装を行いアンラブリーとして君臨した。しかし、無敵なキュアラブリーには勝てなかった。
- しかし、プリキュア達を求めすぎたため、お前は人間として失格だと妖精「ファンファン」の姿に戻された。
- 加えて、プリキュアを独占したと罵られたため、大森家で重労働の刑に処された。しかし、魅惑的な肉体を持つゆうこを前に再び欲情するのも時間の問題であろう。
中堅幹部[編集]
- オレスキー将軍
- 声 - 子安武人
- 幻影帝国では一番ごつい腕を持つ。その正体は鉄仮面の持ち主ではないかと言われている。人助けをしても国家のヤクザなどと罵られ続けた警察官の末路。
- マダム・モメール
- 声 - 浜田賢二
- 見た目は陽気だが、性格は冷たいオカマ。地球温暖化に憤慨してハワイを氷塊に閉じ込めたが、アロ~ハプリキュアによって撃破されてからは最終回まで消息不明になった。
下級幹部[編集]
公式HPで「他人の持ち物を破壊するのが好き」という趣旨の紹介があるDQNども。しかも子供向けアニメの悪役なのに陰湿すぎる性格で風貌も怖すぎる。第42話にてキュアプリンセスとキュアハニーによって倒された。しかし、この汚物キャラクターたちの担当声優の面々が中島愛と山本匠馬の次に不憫でならない。
- ナマケルダ
- 声 - 金尾哲夫
- 怠け者を自称するが、実際は態度がいい加減なだけで執念深い性格。相手を徹底的に詰り倒す皮肉屋。周囲をカビだらけにする能力を持つので彼の登場するシーンは食事中に見ない方がいい。アンパンマンからすれば脅威であろう。
- ホッシーワ
- 声 - 岡村明美
- 我儘かつ卑怯な性格でスイーツ中毒のゴスロリ衣装ギャル。正体は海賊、もしくはグレた元プロ野球マスコットではないかという噂もある。水着姿を披露して視聴者を萎えさせた。名前や能力が『プリキュア5』第二期の雑魚敵と映画版の悪役をまるっきりパクってる。正直言って岡村明美の無駄遣いである。
その他の幹部[編集]
第2話のブルーの説明でのみ存在が確認されている幹部は以下の3人だが、あまりにもハピネスチャージプリキュアとその周りにいる人たちが強すぎた上に、第40話の冒頭にて描写は省かれたがボンバーガールズなどファントムの被害を免れた海外のプリキュアに浄化されたらしい。
- ゴミだらけにする幹部(仮名)
- 本編に登場しなかったのはナマケルダと能力が被るからであろう。というか、こっちをナマケルダの代わりにレギュラーにするべきだった。
- 火をおこす幹部(仮名)
- ただでさえ暑いエジプトに火を起こすべく襲撃していた。実は第12話以前にキュアナイルに浄化された可能性あり。おそらく使用するサイアークのマフラーの色はオレンジ。赤はディープミラー(レッド)の色なので他の幹部は使用不可。
- ガスをおこす幹部(仮名)
- 一体どんなガスを使ってたのだろうか!?まさか毒ガスは使うわけにはいかないだろう。こちらもホッシーワの代わりにレギュラーにするべきだった。
怪物[編集]
- チョイアーク
- 幻影帝国の下級戦闘員。最下層メンバーだが、見た目だけならサイアークよりはカッコいい。
- サイアーク
- 幻影帝国の上級戦闘員。レッド以外は人間を媒介にしないと製造できない。しかし、絶望から生まれるデザトリアンとエゴから生まれるジコチューと希望を逆変換して生まれるゼツボーグは分かるが、特に理由が無く生まれるサイアークは人間を媒介にする必然性が分からない。
- 召喚した幹部ごとにマフラーの色が決められているが、クイーン・ミラージュのみ黒いマフラーだとイマイチなのか青いマフラーになっている。
- レッドのサイアークは本来は「赤マント着用」(後期オープニングより)だったが、製作者の手違いにより「全身真っ赤」になってしまった。
- 「ザ・フジミ」と呼ばれてないので10回刺さなくても死ぬ。
プリキュアの関係者[編集]
- 愛乃 かおり(あいの かおり)
- 声 - 堂ノ脇恭子
- めぐみの母。名前がなんだかエロい。ほかのシリーズでもいえるが、中学生の娘がいるとは思えない若さです。
- 夫が単身赴任中の寂しい人妻なので若い誠司くんの身体を狙っており、「おばさん」ではなく「かおりさん」と呼ばせていることから、相楽誠司と不倫関係にあるのは間違いない。
- だが病弱なのがマズすぎる。おまけに一人娘は学年最下位の問題児なのに・・。しかも主役プリキュアの肉親なのに、最終回では全く出番がありませんでした。
- 愛乃 勝(あいの まさる)
- 声 - 小川輝晃
- めぐみの父。第36話のみ登場。妻が病弱なのに、海外に単身赴任している。めぐみの場の読めなさは彼ゆずりなのかも知れない。
- 大森 あい(おおもり あい)
- 声 - 矢野亜沙美
- ゆうこの姉。身長などがキュアハニーと似ていたため、一時はハニーの正体だと思われていた。下の名前が某ルージュさんの妹と似てるが無関係。
- 相楽 誠司(さがら せいじ)
- 声 - 金本涼輔
- めぐみの幼馴染で、めぐみの母であるかおりと不倫関係にある上に、娘との親子丼を狙っていた絶倫少年である。
- 空手が得意な一般人なだけなのに、プリキュアのサポート役に選ばれた。それゆえに物語終盤にてレッドに洗脳されてミラージュの後釜にされてしまうが、めぐみの説得で元に戻った。
- ヘルヘイムの森との関連性は不明。
- 相楽 真央(さがら まお)
- 声 - 菅谷弥生
- 誠司の妹で、やたら被害にあいまくる幼女。誠司と双子だったら、プリキュアに選ばれていたかも知れない。
- 映画版に登場しなかったせいか、中の人は最終回でモブ園児の役にされた。しかも氷川まりあの救出後は彼女の存在が無かったような扱いになっている。入江生徒会長より扱い酷すぎませんか!?
- 石神 りん(いしがみ りん)
- 声 - 小堀幸
- めぐみと誠司の友人の一人。真央と同じくやたら被害にあいまくる。キュアサザンクロスと同じく「夏木りんの影響が強いキャラクター」でもある。
- 比色 卓真(ひいろ たくま)
- 声 - 渡辺明乃
- 真央の友人で、ヒーローに憧れる少年。そのため、オレスキー将軍に「俺様の地位、いや幻影帝国を脅かす危険人物だ!」として目の仇にされている。だが女だったらファントムにも狙われた可能性があるけどね!
- 深大寺 まみ(じんだいじ まみ)
- 声 - あんどうさくら
- めぐみの通う学校の女生徒で、第33話のゲストキャラクター。ロケットの打ち上げを成功させようとしている天才少女であり、めぐみは彼女に一時弟子入りしたことがあった。オレスキー将軍は彼女を幻影帝国の軍事顧問にしようと企んだが、「幻影帝国のテロ行為には協力しません」と断られたので逆ギレしてサイアークの素体にした(その後、めぐみ達に救われました)。
- 増子 美代(ますこ みよ)
- 声 - 小島幸子
- 「プリキュアウィークリー」を放送しているキャスター。いつも特種を目当てに暴走する厄介な人。『5』シリーズの美香のパクリと言うのは禁句である。
- ゴン隊長
- 声 - 中山雅史
- 商店街のサッカーチーム監督で、第19話のゲストキャラクター。やる気のある人だからオレスキー将軍に
うざがられて危険視されてサイアークにされた。 - なぜかサッカーと全く縁のない誠司に助っ人を求めていた。中の人はかつて日本代表だったという…。
映画版のゲスト[編集]
- つむぎ
- 声 - 堀江由衣
- 軽々しく正義ぶるキュアラブリーの言動にキレて襲い掛かる。視聴者が薄々感じていた部分を代弁してくれた子。かわいいので、本編の最終回でもモブ登場した。
- 中の人はのちに魔法界出身のプリキュア役に抜擢されている。
- ブラックファング
- 声 - 森川智之
- 「幻影帝国の一員」を称するが、あまりに化け物じみた風貌と帝国の世界征服に全く手を貸さない時点で詐称しているのは間違いない。しかも彼の生み出すサイアークのマフラーの色が不定であるのも、それに拍車をかけている。さらにクイーン・ミラージュを「幻影帝国のクイーン・ミラージュ」と呼んでいたので、やはりブラックファングは幻影帝国には所属してないらしい。
- ふなっしー
- 声 - 検閲により削除
- 映画版に「プリキュア応援隊長」として出演。おきまりのアイテム「ミラクルライト」でプリキュアを応援している。CMにまで出演…。ギャラが半端なさそうだ…。
プリキュアの設定[編集]
キュアラブリー[編集]
愛乃めぐみが変身した姿。非常に優れていて、無敵のプリキュアに相応しい風格を持つ。あまりの凄さに中盤は相手取る敵がいなくなるほど。これは歴代プリキュアでも見られなかったケースだ。光の鉄拳を打ち出すパンチングパンチや熱線を放つラブリーブラスター、更にラブリーシャイニングインパクトなる必殺技を持つ鉄腕プリキュアである。そして、最終戦では赤い惑星にまたがったレッドに挑むべく、第二の変身を遂げる。
キュアプリンセス[編集]
白雪ひめが変身した姿。ある意味のうのうとしており当初は弱かったが、めぐみの無敵っぷりに魅了されて、自分を見直すことになった。その後は普通のプリキュアとして動き続けている。こちらは無敵とか偉いとかそういう欠片はない。
キュアハニー[編集]
大森ゆうこが変身した姿。いつも、世の中にはおいしいご飯が食べられない人がいるんだよという気持ちを歌った「ご飯の歌」を聞かせることを第一とする。必殺技については、前作のプリキュアからパクったのではないかと噂されており、一時期本人も頭を悩ますことになった。言っておくけど、ご飯の歌は自営業の弁当屋のCMソングではないよ。
キュアフォーチュン[編集]
氷川いおなが変身した姿。同じ地区担当のキュアプリンセスがミソッカスだったおかげで、いつも苦労ばかりしていた。一応属性は「幸運」だが、全然幸運じゃない。途中まで「ぴかりが丘最強戦士」として知られていたものの、キュアラブリーがメキメキ強くなり続けた為、結局中堅に落ち着いた。正規にハピネスチャージプリキュアに入ってから「フォーチュンタンバリン」なる強化アイテムをもらったのに・・・。
キュアテンダー[編集]
氷川まりあが変身した姿。途中まで囚われの肉奴隷行方不明だった上に出てきたと思ったら幻影帝国に洗脳されていて、救出され仲間になっても途中退場という酷い扱いをされている。デザインはキュアフォーチュンのマイナーチェンジだが、妹の持つ「フォーチュンタンバリン」に該当するアイテムが無いのでフォームチェンジは不可能。
用語集[編集]
プリキュア関連[編集]
- プリキュア
- 地球の危機に赴くため、ブルーと、
静かに密約言葉を交わすことで変身する少女。平成生まれの子供にとっては、あこがれ以外のなにものでもない。 - さあ君も町中でブルーと契約を結ぶんだ。暇な人だけね。
- それまでは伝説の戦士として扱われてきたプリキュアだが、東映の要請によりいつ何時どこでも存在する人たちであってほしい設定に変更された。
- 変身は大ダメージで強制解除されるが、その際にはシミーズ姿になってしまう。
- 愛の結晶
- 人がプリキュアに変身する前に提供されるブルーからの褒美。これで誰でもプリキュアになれる。
- このアイテムは町中でも市場でも売られていないので、手に入れるにはブルーのところにいかなければならない。
- しかも、男は手にすることは出来ない。常に女性限定の聖域なのだ。というわけで、要するに男にとっては縁のない世界なのだ。
- プリチェンミラー
- カードを差し込む事で様々な姿に変身するアイテム。要はアッコちゃんのコンパクト。
- アクシア
- いろいろな悪いものを一杯ため込んでいたが、ゴミ箱と間違えたヒメルダによって開けられてしまった。それを目の当たりにしたヒメルダはプリキュアになるためにブルーと密約を交わし、いろいろな苦労を重ねた末、めぐみと出会い今に至る。その箱はどうやって作られたのか、誰が持ち込まれたのかは、その真相はまだ闇の中だ。
- ラブリー☆ビーム
- キュアラブリーが放てる光線。別に3分しか戦えない超人とは違って、手ではなく目から発射する。これは汝の前世から受け継いだものと言われているが、だとすれば人によっては嬉しく感じることに。
その他[編集]
- ぴかりが丘
- 光ヶ丘ではない。ピカリの国ともたぶん関係ない。愛乃めぐみ達が住まう町で花も緑もいっぱいある住みやすい町である。ここを守るために、愛乃めぐみはプリキュアへの道を選んだ。
- プリキュアウィークリー
- プリキュアについて色々な話題やブームを放送する番組である。いつも報道者である増子美代が主役を張っており、いつも台本にない言葉を乱発して賑やかなムードを作り出している。
- プリキュア墓場
- 幻影帝国の一角に存在する闘いに敗れ力尽きたプリキュアが送られる最期の場所。怪獣墓場よりは超人墓場に近い。中高生女子をガラスの棺桶に詰め、シミーズ一枚で放置するという辱しめを与える羞恥プレイルームでもある。
歴代プリキュアのエール[編集]
今までの作品に登場したプリキュアが、冒頭で挨拶を行うという視聴者にとっても優しい企画である。毎回冒頭10秒の部分で10周年のロゴが添えられたドアが開き、そこからランダムで選ばれたプリキュアがお礼の挨拶をするというそれはそれは楽しい部分である。が、大人の事情で全てのプリキュアが登場するわけではなく、中にはキュアフラワーや満と薫、キュアセバスチャン、キュアエコーのように出てこないキャラクターもいた。しかしながら、それぞれのプリキュアの肉声が拝められるとして視聴者からは好評だった模様。
お便りコーナー[編集]
放送終了後に設けられる視聴者からの手紙を紹介するコーナーである。人気が出過ぎたのか、次回作『Go!プリンセスプリキュア』でも引き続き使用されるという嬉しい設定がなされている。なお、中には大きなお友達が投稿したという噂もあるが、定かではない。しかし、内容的にイラストを描き続けた子供はあの最終回になにを感じたのだろうか?ついでいうと、最近のプリキュアにこの手の企画が出てくることはない。
ライバルに負ける[編集]
そもそも、ここまで問題だらけの放送事故レベルな『ハピネスチャージプリキュア!』が、この欠陥だらけの状態で映像化されて放送されたのが奇跡に等しい。しかし、それは奇跡でもなんでもなく人災によるものだった。
そもそも、この『ハピネスチャージプリキュア!』は東映と長峯、成田、柴田の3バカの愚か者が出来ないにも関わらずゴリ押しに近い状態で放送されたのである。
東映のプリキュア制作部門は、世界にいるたくさんのプリキュアやワールドワイドな世界観を作れる技術を持っていない。今までのプリキュアがそこまでスケールが大きくなく作られていたのは子供でも分かる。結局、現実的に歴代プリキュアに変身するという安価でリスクの小さいゴーカイジャー風のプリキュアが会議で叫ばれていたに違いない。しかし、東映と3バカは「どうせ相手は子供だし手を抜いてもいいからこの企画で通せ」という押しつけで進んだのである。。いざ放送されてみれば実写版デビルマンを彷彿する支離滅裂な内容に打ち切りの危機を抱え、更に同年には『プリパラ』や『妖怪ウォッチ』といったライバルも爆誕。一体こんな欠陥品でどうしろと。トドメに『妖怪ウォッチ』はポケモンの作風を元に多くの子供を集めて社会現象まで上り詰め、本来ならプリキュアがやるべき理想を現実にしていた。そりゃ彼らは失敗談がありましたから。
あまりにもいい加減に作っていたら、ライバルに差を付けられてしまったのである。
そして、後半期に次回作(Go!プリンセスプリキュア)のタイトルが発表された頃には深夜帯に強力なライバルが2本も出現し、子供はおろか大人からも敬遠されるようになってしまった。そもそも序盤で世界のプリキュアが不遇になった時点で本作の未来は決まったと言われている。
「いい加減現実を見ろ!」と視聴者の訴えにより、ハワイのプリキュアが出てきたりキュアテンダーが登場したりとしたのだが、もはや本編の問題はそれを出しただけじゃ済まないレベルにまで深刻な域に達していた。ぶっちゃけ『妖怪ウォッチ』は大人でも楽しめる出来に達していたからこそ不動の地位を得られたのだ今や路線変更で迷走している感はあれど。
顛末[編集]
このように完成度・信頼性共に低水準となった『ハピネスチャージプリキュア!』。しかし元凶の3バカと東映は、悪い大人らしくメンツと権益惜しさに一番優遇されている立場であり全国のアニメ制作会社の祖でありながら、本作は成功したとしか言わず、あまつさえ視聴者が「オールスターズに出すなよ。特撮ですら不人気で出ない奴もいるんだから」と言ってるのに無理やりオールスターズの映画を制作し、結果的に低レベルの出来になって、多くの親御さんを嘆かせたのである。
視聴者「東映はプリキュアを続けたいのか潰したいのかはっきしろ……!」
また次回作である『Go!プリンセスプリキュア』の放送時も問題が多発し、こちらはタイトルが本編でヘイトを集めたキュアプリンセス(白雪ひめ)を連想するものだった。おまけに放送直後は某過激派組織の引き起こした事件のせいで1話から放送されない的な空気が蔓延しつつもどうにか放送。しかし、既に『ハピネスチャージプリキュア!』に失望していた子供や大人は「なんか1話から放送されないみたいだし、もうプリキュアはいいな・・・・・」と視聴を断念。元々真面目な作風で本来あるべき姿を描いた『Go!プリンセスプリキュア』だったが、最終的に風評被害と1話が放送された事実に気づかない子供にはついて行けなくなってしまった。
視聴者「だから、あれほどちゃんと作れと言ったんだよ!!ちゃんと作ってりゃ1話未放送だったとしてもプリンセスプリキュアを見続けていたんだよ!!」
……とまぁ、こんな醜態の上にあまりの酷さに、それまで低レベルと見られていた某変身ヒロインアニメの再評価をきっかけに、ありとあらゆる叩かれた糞アニメが次々と上級に格上げされるという珍事が発生。要は、『ハピネスチャージプリキュア!』を見た後で、他の糞アニメがマシに思えてきた人が続出したのである。ついでに、この時期に放送が続いていた『遊☆戯☆王ARC-V』にも悪影響が及んだわけだから『ハピネスチャージプリキュア!』の悪影響は想像以上だった。更に、他の制作会社にも『ハピネスチャージプリキュア!』で間違いを見つける感覚が麻痺した人が続出し、『ハピネスチャージプリキュア!』には至らないものの明らかにプロが作ったにしては程遠い出来と言いたくなるアニメが次々と世に送り出されるてしまった。
視聴者「これ以上糞アニメいらねぇと言ってるだろぉぉぉ!!!」
流石にまずいと思われた世の中は、ツインテールで変身するアニメと四国を守るアニメを制作・放送しその場を鎮めようと努力した。が、前者は作画崩壊し後者はまあまあの出来という結果であった。まあ、ぶっちゃけ深夜帯のアニメなんだけどこっちのほうが常識があって日曜の朝でも通用すると言われる始末。
視聴者「……日曜朝のアニメが深夜帯のアニメに負けるってどういうこと?」
……そして平成が終わって令和が始まる2019年度のプリキュアである『スター☆トゥインクルプリキュア』の脚本に『魔法つかいプリキュア!』の問題児が再起用。今や『ハピネスチャージプリキュア!』の脚本家が他のアニメで仕事をもらい始め、世間もまた糞アニメに関わった戦犯に贔屓しかける今、『ハピネスチャージプリキュア!』および『スマイルプリキュア!』に匹敵する酷いプリキュア作品が、もしかするとまた放送されるかもしれない。
視聴者「やらせはせん!やらせはせんぞぉぉぉ!!!」
どうか、常識的なプリキュアが放送されて俺ら視聴者に幸せが注入される日が来ますように・・・・・。
海外での反応[編集]
幸いなことに、前作『ドキドキ!プリキュア』における〝水着を着ないし海にも入らない話〟の影響が尾を引いたのか、水商売に悪影響を与えるとして本作が西側諸国で放送される事はなかった。しかし、旧東側のそれも海に関心がない国では普通に放送されてしまいその倫理観のぶっ壊れた展開にゲンナリし幻滅し発狂しと多くの国民にショックを与え、最終的に打ち切り別の番組に差し替える国が続出。ついでに最終戦でレッドが「地球が青いから、仕事で上手くいかないから襲うことにしたZE!!」というロシアの偉人の台詞を悪用するやり方には本国からもきついクレームが寄せられ放送直前に打ち切られた。なお、プリキュアに関する不信感が増えたために放送枠が限定されてしまうというゴールデンで不振の番組が辿るような末路を見せてしまった。
関連項目[編集]
- スマイルプリキュア! - 本作と同系統のプリキュア
- ハートキャッチプリキュア! - 本作の監督が手掛けた旧作のプリキュア。
- ケロロ軍曹
- チャージマン研!
作品 : | 1 ふたりはプリキュア - 2 Max Heart - 3 Splash Star - 4 プリキュア5(アイテム) - 5 Go Go! - 6 フレッシュ - 7 ハートキャッチ - 8 スイート - 9 スマイル - 10 ドキドキ - 11 ハピネスチャージ - 12 Goプリンセス - 13 魔法つかい - 14 アラモード - 15 HUG - 16 スター - 17 ヒーリングっど- 18 トロピカルージュ |
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プリキュア : | 1,2 美墨なぎさ - 1,2 雪城ほのか - 2 九条ひかり - 3 日向咲 - 3 美翔舞 - 4,5 夢原のぞみ - 4,5 夏木りん - 4,5 春日野うらら - 4,5 秋元こまち - 4,5 水無月かれん - 5 美々野くるみ - 6 桃園ラブ - 6 蒼乃美希 - 6 山吹祈里 - 6 東せつな - 7 花咲つぼみ - 7 来海えりか - 7 明堂院いつき - 7 月影ゆり - 7 花咲薫子 - 8 北条響 - 8 南野奏 - 8 黒川エレン - 8 調辺アコ - 9 星空みゆき - 9 日野あかね - 9 黄瀬やよい - 9 緑川なお - 9 青木れいか - (坂上あゆみ) - 10 相田マナ - 10 菱川六花 - 10 四葉ありす - 10 剣崎真琴 - 10 円亜久里 - 11 愛乃めぐみ - 11 白雪ひめ - 11 大森ゆうこ - 11 氷川いおな - 11 氷川まりあ - 12 春野はるか - 12 海藤みなみ - 12 天ノ川きらら - 12 紅城トワ - 13 朝日奈みらい - 13 十六夜リコ - 13 花海ことは - 13 モフルン - 14 宇佐美いちか - 14 有栖川ひまり - 14 立神あおい - 14 琴爪ゆかり - 14 剣城あきら - 14 キラ星シエル - 14 ペコリン - 15 野乃はな - 15 薬師寺さあや - 15 輝木ほまれ - 15 愛崎えみる - 15 ルールー・アムール - 15 若宮アンリ - 16 星奈ひかる - 16 羽衣ララ - 16 天宮えれな - 16 香久矢まどか - 16 ユニ - 17 花寺のどか - 17 沢泉ちゆ - 17 平光ひなた - 17 風鈴アスミ |
サブキャラクター : | 4,5 ココ&ナッツ |
関連 : | ABCテレビ - テレビ朝日 - バンダイ - 仮面ライダープリキュア5 - プリキュアオールスターズ |