UnBooks:新興宗教団体をつくろう
出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
目次 |
[編集] はじめに
君は新興宗教団体というものを見たことがあるだろうか。名も無き個人が団体を作り、建物を建造し、多くの人を集めて儀式や洗礼、布教などを行っている様子には目を見張るものがある。この新興宗教団体というもの、上手くやればとてもお金の儲かるものである。しかし、素人目にはこのような団体を作り、運営していくことはとても難しいことのように思われてしまう。確かに多くの人を集め、団体を大きくしていくのは一見難しく見える。しかし、断じてそのようなことは無い。コツさえ掴めば簡単に団体を構成し、運営していくことが できる。本書にその方法をまとめた。是非熟読して教団の長となっていただきたい。
[編集] 新興宗教団体とは
ではそもそも新興宗教団体とは何であろうか。簡単に述べると「新しく作られた宗教団体」といえるであろう。もともと宗教団体は何らかの教えに気づいた個人がその教えを広く世界中に頒布するために構成するものである。教えを広めるものであるから団体を作るためには教えが必要になってくる。これについては後述する。ここではとのりあえず新興宗教についてのイメージを掴んでもらいたかった。
[編集] 開祖する
さて、君の団体を作るわけだが、何をすればよいだろうか。
新興宗教においては既存の神を有効に使って新たな教えを定義するというものが多い。例えば天理教においては農村の娘であった教祖中山みきが「天理王命に『合体しよう』といわれたのでやった」という理由で開かれている。また、幸福の科学では教祖である大川隆法が天の声に「あなたには釈迦がついている」と言われ開祖を決心している。このように他の神を利用して自分の教えを固めていけばよい。よく質問されることに「開祖の人たちはトランス状態になったり神や霊と対話して教えを開いています。しかし我々にはそんな凄いことはできません。どうすればよいのですか。」というものがある。ノープロブレムである。信者たちにそれが嘘か真か区別することはできないし、しようともしないだろう。時代考証さえしっかりして前後の辻褄さえあわせればなんら問題ない。世界の歴史書を片手に創世神話を早速作ってみよう。神話を信じて、信者が多く集まってきたらその信者たちに布教させるのだ。新興宗教団体においては「信者=収入源」と考えてくれて差し支えない。つまりより多くの信者を獲得できればそれだけお金が手に入るということである。ネズミ講式に大量の信者を手に入れよう。
[編集] お金の儲け方
さて、ここから本書の本題である金儲けの方法について記す。
まず、仏教やキリスト教において、「金」というものは良くないものとして扱われてきた。それを持っていると修行に支障を来たすというのである。これについてはキリスト教の聖典である聖書を例に挙げると分かりやすい。聖書では富を自分に積むか天に積むかで地獄に落とされるか天国に行けるかが決まるのである。自分に積むのは蓄財したままである状態、天に積むのは教団や貧しい人に提供する、つまり「手放す」ことを示している。当然、天に積めば天国行きが約束されるわけである。これを利用し、信者から寄付を募り、集めた金を自分たちで使うという資金入手法が確立されるわけである。だが、寄付はあくまで「信者の善意」によって行われる行為である。「寄付しないと地獄に落ちるぞ。」と脅すこともできるが、それでも完全にお金が集まるとは限らない。そこで、こうする。
- 修行、儀式のためには法具が必要で、購入しなければならない。
- 修行でなにかあっても良いように保険に入らなければならない。
- 教祖の法話を聞くのは有料であり、有難さに応じてランク付けがされており、ランクが高いほど徳も高くて値も張る。
まず1だが、これは入信したときにしか使えないだろう。修行にステップがあり、ステップアップするごとに新しいのを買わないといけないというような按配にすればもう少し稼げるかもしれない。2は斬新な手段であろう。実際は保険には入れず、着服するわけだ。保険は特約などオプションをつけることで無限に値が張るようになる。最後に3だが、これは法具にも応用できるだろう。当然、聞かなければ極楽浄土、天国行きはありえないとしておく。なおかつ、「どのランクでもいいけど、あなたの出すお金はあなたの御心です。」などと言って置けば信者の自己責任にできる。このような方法で教団を作り、巨万の富を得よう。

